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2009.02.28 Sat
企業の第二の職能は、「革新」つまり、いままでと違った経済的満足を
与えることである。企業は、何らかの経済的財貨(およびサービス)を
供給するだけでは十分ではない。
よりよくて、より経済的な財貨(およびサービス)を供給せねばならない。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.101
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基本的に組織は社会に選ばれてこそ存在しうる。
選ばれうるためにもより革新・イノベーションが求められる。
いかに顧客に選ばれ、顧客に喜んでもらえるかを根本から考えることが求められる。
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2009.02.27 Fri
「マーケティング」の狙いは、「販売」を不要なものにしてしまうことである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.100
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ドラッカー教授はつづけて以下のように言っています。
「マーケティング」の狙いは、顧客というものをよく知って理解し、
製品(ないしはサービス)が「顧客」に「ぴったりと合って」、ひとりでに
「売れてしまう」ようにすることである。
なるほどぉぉ。。。さすがマーケティングの祖父(byフィリップ・コトラー)
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2009.02.26 Thu
本物のマーケティングは、「わが社が売りたいと思うものは何か」と問いはしない。
「顧客が買いたいと思うものは何か」と問う。
また、「これこそ、わが社の製品にできること」といいはしない。
「これこそ、顧客が探し求め、価値を認め、必要としている満足感である」というのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.100
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マーケティングについて
最近の多種にわたる著作でも勘違いが多いように思える。
マーケティングは手段であり、目的ではない。
顧客に選んでもらえるものは何かを問い、それを提供することに注力しなければならない。
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2009.02.25 Wed
企業はその目的が顧客を創造することであるがゆえに、二つの
いや、二つだけの基本的な職能を持っている。それは、
マーケティング(市場開発)とイノベーション(革新)である。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.95
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マーケティングは顧客を創造し、革新があらたな市場を開拓する。
それ以外はコストにしか、ありえない。
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2009.02.24 Tue
消費者が欠乏し、または必要とするものを供給するためにこそ、
社会は富を生む資源を企業に委託するのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.94
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企業は創造的であり、生産的でなければならない。
何かを生み出さない限り、存在意義はない。
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2009.02.23 Mon
顧客が購入し「価値」を認めているのは、
決して「製品」に対してではない。それはつねに「効用」に対してである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.94
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顧客が買っていると思っているものと、
企業が提供していると思っているものが一致することは稀である。
とドラッカー教授は指摘しています。
とにかく顧客に聞くことから顧客のニーズを把握することをしなければならない。
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2009.02.22 Sun
市場が創造されるのは、神とか、自然、経済力によってではなく
実業人によってなのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.93
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ドラッカーはこう指摘しています。
「実業人の手によって有効需要にかえられるまでは
潜在的な欲求にとどまるのである。有効需要にかえられてこそはじめて
顧客と市場が生まれるわけである」
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2009.02.21 Sat
「利潤の最大化」は、企業の職能、企業の目的、企業経営という
仕事を理解するには的外れなのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.93
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利潤の最大化を目標にすることの弊害は何か。
企業の存在理由が見えなくなる。
顧客が見えなくなる。
企業が存在する理由が見えなくなる
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2009.02.20 Fri
企業とは何かと問われると、普通の実業人ならば
「営利組織」と答えよう。普通の経済学者も同じ答えをしよう。
だが、この答は間違っているだけではない。この答えは的外れなのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.90
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安く買って、高く売るそれが、企業の目的となりうるか?
企業の存在意義とはなにか?
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2009.02.19 Thu
経済「力」は、経営者にできることの限界を画し、反面、
経営者に行動の機会を与えはする。だが、経済力だけによって
企業とは何か、企業は何をするのかが決められるのではない。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.89
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企業の創造は、非人間的な「力」によってではない。
組織にいる人によって創造されるものである。
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2009.02.18 Wed
正しい答えというものは、正しい質問をした結果得られるものなのである。
そして、この答えからさらに企業とは何か、また
「わが社の」事業は何かを理解するために、厳しい
システマティックな仕事が必要になるのである。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.88
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シアーズ物語は多くのもの示唆しています。
「マネジメント」の第五章です。
顧客は誰か・・・
事業は何か・・・
今なすべきことは何か・・・
常に問い続けること、その答えに向けて行動し続けること。
答えは一つではありません。常に問いつづける姿勢が重要となりますね。
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2009.02.17 Tue
いろいろなビジネス・スクールで研究される典型的な「事例」は
失敗の事例、ないしは少なくとも「問題児」の事例である。
だが人は、成功の事例からのほうがもっと多くのものを学べる。
してはならないことを知るよりも、してよいことを知るほうが
はるかに重要である。
【出典】
P.F.Drucker/『マネジメント上 課題・責任・実践』
監訳者:野田一夫・村上恒夫/ダイヤモンド社/1974年/P.77
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久々に”マネジメント”に戻ります・・・。
社内でも同じですね。一般的に企業は失敗に焦点が合わさるが、
成功体験・知識には目がいきづらい。
しかしながら、成果をあげるのは、成功体験であったり
有意義な知識からくる。
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2009.02.16 Mon
共通言語・共通認識はあるか?
社員一人一人に課題認識がある会社とそうでない会社では、
今後の成長が違ってくる。「どうしたらもっとよくなるだろう?」という
課題を全社員で考える癖をつけなければ、常に上からの指示を待つ
人が集まったパッシブな組織になってしまう。
【出典】
本田直之/『レバレッジ・マネジメント』
日本経済新聞社/2009年/P.213
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共通言語は、共有された価値観の上に築かれる。
今の組織に経営者の思いを語れる従業員はどれだけいるか?
今の組織が目指す先を語れる現場の従業員はどれだけいるか?
いかにそのような従業員を育成するか?
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