P.F.ドラッカー教授に学ぶ/”まつとも”の一日一ブログ

~P.F.ドラッカー教授の著作から真摯に学び、そして、その学びから成果をあげるためのブログです~

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8重要性の原則

重要性の原則ですが、一般原則には含まれていないそうです。

詳しくは、注解に記載されているとのこと・・・
ただ、この原則、実務的に一番、
重要??といっても過言ではないくらい重要です

では、
重要性の原則は、
重要性の高い場合には、厳密な方法によるべきであるが、
重要性の乏しい場合には、簡便な方法を容認する原則
だそうです。

まつともチェック
イメージとしては、
重要性が高い場合は、
     正規の簿記の原則・継続性の原則などを適用し
      低い場合は、
     簡便処理(重要性の原則より)をしてよいということでしょう。

でも、重要性の高い・低いの判断基準がブレていたら意味ないですよね??

調べたところ、判断基準は、
真実な報告に反しない限りで、この原則は有効だそうです。
(なにやら、保守主義の原則でも似たようなことが・・)

でも、そんな言うなら最初から、簡便処理を認めなければいいのに・・・
と思うのは、私だけでしょうか??

そこには、「計算経済性の原則」という観点があるそうです。
厳密な会計処理を行なうための「手間」(費用)に対して
「情報の効用」(効果)の関連です。
費用対効果ですね←著しく「費用」が高い場合には
「企業の状況に関する利害関係者の判断を誤らせない」範囲で
(↑重要性の原則の限界条件というらしいです)
簡便処理OKということらしいです。

まつとものおまけ
重要性には、
?科目の重要性(質的重要性)
?金額の重要性(量的重要性)
があるそうです。

ふぅ一般原則お・し・ま・い
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